無自覚の虐待
虐待行為の中には、必ずしも自覚を伴わないものもある。ネグレクトなどではパチンコ関連で社会問題化もしているが、自動車内への放置などが「危険な行為」という認識もなく行われる事例が後を絶たず、業界団体より注意が呼びかけられ、また各店舗でも保護者に注意を呼びかけるといった活動が見られる。又、自覚のない心理的虐待としては過干渉といった例もあげられる。
揺さぶられっ子症候群に見るように、本人はあやしているつもりで負傷させるケースも警告されている。こちらでは、子煩悩ぶりを発揮して子供を喜ばせようと張り切り過ぎ、結果的に負傷させてしまうケースも報告されている。
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日本では児童虐待が社会問題化したのは比較的近年のため基本的データが不備であるが、児童虐待の「先進国」である欧米においては、虐待を受けた児童が成長した後の犯罪率が、平均よりも極めて高いこと、および虐待を受けた児童が将来家庭を設けたとき、自らの子供に対して虐待行為に及ぶ率が極めて高いということが分かっている。虐待は当該虐待を受けた児童にとどまらず、次世代の子供にも影響を及ぼすのである。
こうした子供の救済、保護を担当するのは、児童相談所であるが、特に緊急を要する場合は、警察がまず加害者である側から児童を引き離して保護し、しかる後に児童相談所に事態の収拾を預ける事もある。しかし令状なしに強制処分を行う権限を警察に与えることは危険すぎる為、現実的ではない。